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家族のための よくわかるうつ |
下山 晴彦 中嶋 義文 |
定 価 1,540円(本体価格 1,400円+税10%) |
判 型 A5 |
ページ数 |
ISBN 978-4-262-12349-3 |
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うつ病に苦しむ人が増えています。
うつ病は生活にも大きな障害をきたすため、本人のみならず、家族などの身近な人も悩みます。
うつ病は、がんに次ぐ「社会的損失の要因」とすら言われているのです。
うつ病の研究・治療は、実はまだまだ現在進行形です。
次々に新しい薬が開発され、認知行動療法(心理療法の一種)の有効性もわかってきましたが、
それでもまだ原因が特定されたわけではなく、特効薬も出ていません。
ただ、ひとつだけわかっていることがあります。
それは、うつ病からの回復には“協働”作業がとても有効だということです。
詳しくは本文で解説しますが、キーワードは「バイオ・サイコ・ソーシャル」です。
本書では、精神医療の最先端にいる医師と、心理療法の最先端にいる臨床心理士がタッグを組み、うつ病の正しい“理解”と、協働して治療に取り組む“知恵”を提示しています。
(「はじめに」より)
1章:うつを「理解」しましょう
…「うつ病」とは何でしょうか?/うつは心身のエネルギーが低下した状態/発症から回復までは長い道のり/「心・体・生活」との関わり…etc.
2章:大切なのは「協働」です
…うつ病かどうかを見極める/周囲の「協力体勢」が大切な理由/専門家と「信頼関係」を築く…etc.
3章:家族・友人・同僚として「できること」をしましょう
…身近な人が環境を作る/「新型うつ」への対処法/いたわりつつも、甘やかさない/自殺を未然に防ぐ…etc.
4章「希望」を捨ててはいけません
…うつ病は「完治」するのでしょうか?/回復期の落とし穴/社会復帰をする前に/「再発」への心備えをしておく…etc.
中身もカラーが多く使われたり、表や絵等もおりまぜられすごく見やすかったと思います。
(69歳 男性)