構図の基本となる顔のバランスのとり方をはじめ、実際のデッサン過程を写真で示した親切な解説。
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やさしい人物画の描き方 |
顔→バスト→全身へと描き進めるステップ式 |
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角田 紘一
定 価 1,760円(本体価格 1,600円+税10%) |
判 型 B5 |
ページ数 128 |
ISBN 978-4-262-14519-8 |
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構図の基本となる顔のバランスのとり方をはじめ、実際のデッサン過程を写真で示した親切な解説。
STEP-0 人物画を描く準備
●ステップ式に学ぶ
●用意する道具
●鏡を使って自分を描く
●人物画で大切な光と影
STEP-1 まず顔を描いてみよう
●正面の顔の描き方
●横顔の描き方
●ななめ向きの顔の描き方
●目・鼻・口の上手な表現法
●煽り・俯瞰の表現
●立体感を表現する
●イメージを大切に自分の顔を描く
●親しい友人の顔を描く
●いろいろな表情を描く
●いろいろな髪型の表現
STEP-2 次にバストサイズを描く
●正面からのバストサイズの描き方①
●正面からのバストサイズの描き方②
●いろいろなバストサイズを描く(正面)
●横向きからのバストサイズの描き方①
●横向きからのバストサイズの描き方②
●いろいろなバストサイズを描く(横向き)
●ななめ向きのバストサイスの描き方①
●ななめ向きのバストサイズの描き方②
●いろいろなバストサイズを描く(ななめ向き)
●男性・女性を描き分ける
●バストサイズの構図に変化をつける
●いろいろな襟元を描く
STEP-3 全身画を描こう
●全身の基本バランスをつかむ
●年齢によるバランスの違い
●重心の位置を考える
●全身画で大切な骨格のしくみ
●男性・女性の筋肉の違いを意識する
●全身の描き方①
●全身の描き方②
●男性・女性の体の違い(ヌード)
●裸に衣服を着せていく
●衣服の特徴を表現する
●いろいろなポーズに挑戦する①
●いろいろなポーズに挑戦する②
●一瞬の動きをとらえる
●人物を使って遠近感を出す
STEP-4 手足の描き方
●手の動きを観察する
●自分の手を描いてみよう
●生活の中の手の動き
●足の動きを観察する
●足を描いてみよう
●靴をはいた足を描く
●いろいろな靴を描く
STEP-5 子供を描いてみよう
●子供の顔の特徴を知る
●子供の体のバランスをつかむ
●子供の動きをとらえる
●子供の姿を記念に残す
STEP-6 アニメの人物画
●アニメの人物の特徴
●アニメのキャラクターをつくる
<巻末特集> 人物ポーズ集
◆◇◆編集者より◆◇◆
この本では、はじめて人物画を描く人が段階的に絵の練習をできるよう「ステップ式」に構成しています。最初は正面の顔、そして横顔、ななめから見た顔、バストサイズ、全身へと、ステップアップしていくように描き方の説明をしていきす。一つひとつの構図を、じっくりマスターしていくと、最後にはどんなポーズの人物像でも描くことができるはずです。
巻末に、人物デッサンの練習に役立つ、着衣とヌードの「人物ポーズ集」を収録しているのも本書の特徴のひとつです。
◆◇◆本書はじめにより◆◇◆
「いい絵」の条件とは、対象をよく観察すること、自分なりの発想を大切にすること、感情を込めて描くことの三つです。特に人物画は画家とモデルの人間関係が大切です。愛情豊かに描けば、自ずとその結果は紙の上に表れてくるのです。上手に描こうなどと考えていても、いい作品は生まれません。下手でも感動できるのが、すばらしい絵なのです。
最初からうまく描こうと肩肘張らずに、自分の感じたことを自分なりに、のびのびと描けばよいのです。鉛筆と紙さえあれば、いつでもどこでも人物画をはじめることができます。
もちろん、描きたいものが人物でなくても構いません。愛犬や愛猫、好きな花が咲いている風景など、描く対象を愛情深く観察しながら、世界にひとつしかない、自分らしい絵を描きましょう。