右の頁には楷書を、左ページにはその文字を使った創作書で、「あ」~「ん」までのひらがなを紹介しています。どの言葉も、著者が現代の子どもたちにお覚えて欲しいと願うものを選びました。それぞれに、著者による自由詩が入ります。
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書道家・武田双雲の書で感じるひらがなの本しょぼん ひらがな |
武田 双雲 |
定 価 1,980円(本体価格 1,800円+税10%) |
判 型 B5変型 |
ページ数 128 |
ISBN 978-4-262-14527-3 |
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右の頁には楷書を、左ページにはその文字を使った創作書で、「あ」~「ん」までのひらがなを紹介しています。どの言葉も、著者が現代の子どもたちにお覚えて欲しいと願うものを選びました。それぞれに、著者による自由詩が入ります。
はじめに ひらがなのはなし
あ あいまい
い いいかげん
う うららか
え えんりょ
お おもいやり
か かなしい
き きくばり
く くやしい
け けんか
こ ごきげん
さ さびしい
し しあわせ
す すごい
せ せつない
そ そっと
た たのしい
ち ちゃんと
つ つたわる
て でたらめ
と どうして
な なごやか
に にぎやか
ぬ ぬくもり
ね ねがう
の のんびり
は はかない
ひ ひたむき
ふ ふあん
へ へんてこ
ほ ほのぼの
ま まごころ
み みごと
む むすぶ
め めぐる
も もがく
や やきもち
ゆ ゆっくり
よ よろこぶ
ら らしい
り りっぱ
る るすばん
れ れんしゅう
ろ ろうにゃくなんにょ
わ わくわく
を たね を まく
ん にんげん
[ 〃 ]がんばる
[ 。 ]ぽかぽか
[ っ ]あっぱれ
[ゃ ゅ ょ] じゃあねって ちょっと あくしゅ
[は へ] ぼくは みらいへ つづいている
ひらがなぜんぶ
いろはうた
おうちの方へ ひらがなノート
字を書く準備
筆のもち方・かまえ方
筆の運びの練習
ひらがなの歴史
ひらがなの誕生
◆◇◆編集者より◆◇◆
書道家・武田双雲氏による「ひらがな」の本です。ひらがなは日本人にとって、最も身近な文字です。
普段見慣れたこの文字をよく観察してみましょう。とても柔らかくて、やさしく、美しく、そして面白い形をしていることが分かります。
本書では、そんな親しみのあるひらがなを武田双雲氏の「書」で<見て、感じて、楽しむ>学習本では体験できないことを教えてくれる筆文字と言葉の教科書になっています。
◆◇◆本書まえがきより◆◇◆
学習本では、ひらがなをすべてモノの名前で教えようとしますが、子どもたちが「気持ちを伝えることば」でひらがなを覚えてくれたらいいなと僕は思います。だからこの本にモノの名前は出てきません。ことばや文字は、人と人が気持ちを伝え合う、コミュニケーションのためのものであることを感じてほしいと思います。
作者の気持ちを伝える言葉が大変良い。今、習い事をしているのに利用できそうな字が沢山あった。
作者の気持ちを伝える言葉が大変良い。今、習い事をしているのに利用できそうな字が沢山あった。
(69歳 女性)
子どもたちは、意外と「せつない」といいう言葉を知りません。語彙が増えるよう、いろんなことばを詩のような説明でかいてあるのはとても良いと思いました。
(34歳 女性)
言葉の意味にピッタリくるイメージの書で感動しました。心が癒される思いです。小学校でやめた書道を再び、という思いがますます強くなりました。
(41歳 女性)
字の練習にもなり、創作書も自由詩も心を打たれました。
(26歳 女性)
ありきたりの毛筆の本ではなく、センスがあった。味わいのある自分らしい字が書けるようになりたいのですが、どのように練習すればいいのか考えていたら偶然目にしました。
(39歳 女性)
すべて参考になった。一生涯大雪にしたい。
(73歳 女性)