マンガでわかる資本論の表紙
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マンガでわかる資本論

的場 昭弘
ユリガオカ マンガ
サイドランチ マンガ
定 価  1,650円(本体価格 1,500円+税10%)
判 型  A5
ページ数  224
ISBN  978-4-262-15582-1

資本主義は、本当に限界を迎えているのか?
今、話題の資本論をサクッと読む!

◆超難読書がマンガに!
「資本論を読めば、資本主義のメリット、デメリットがわかる」

今、「資本論」に注目が集まっています。
地球環境問題と資本主義の限界、歯止めの利かない格差社会など、
現代社会の問題に関するヒントが書かれているためです。

資本論とは、経済学者マルクスによって
「資本とは何か? 当時(19世紀)の資本家と労働者の格差はどうして広がるのか?」を解説した本です。
本書では、超難読書とも呼ばれる資本論を今、どのようにして読むのかをテーマに
資本主義の光と闇(メリット、デメリット)を読み解きます。

どうして、格差社会が生まれるのか? 資本主義が続くと社会はどうなるのか?
資本論を読み解くことで、現代社会と未来を考えていきましょう。


【働く社会の正体がわかる】
・どうして不況が起こるのか?
・なぜ、失業者や貧富の差が生まれるのか?
・なぜお金が必要か?豊かさとは何か?
・地球温暖化を生むとされる資本主義社会。本当に限界なの?
・労働なくして、人間社会が作れるのか?

【特徴】
1 マンガで資本主義が読み解ける
2 わかりやすい図解
3 現代に合わせた解説(資本論は19世紀に書かれた本です)

【マンガのあらすじ】
マンガの主人公は、ファッションブランドを立ち上げたシングルマザー五代雄子。
既存のブランドには自分の理想とする服がないと思い、自身のブランドを立ち上げることに。
労働者から資本家になったことで、会社は大きくなっていくが、今までの友人や家族との関係には変化が生じてくる……。
人間関係や働き方で苦悩し、自らの生き方を問い直す雄子は考える。
「働く(資本を生む)ことは、本当に人を幸せにするのか?」。よりよく生きるヒントを得られるマンガ。

目次

序文
1人の経営者が資本を増やしていく物語

マルクスとは!?
①哲学者であり革命家
②経済学者としての一面
③『資本論』の成立とその後

第1章
資本主義社会はどのようにして生まれた?

・資本主義が工場での分業を生み出す
・物は交換されることで初めて商品となる
・労働者への支配と国際的な富の収奪
・全行程を自分で行なうから効率が悪い
・お金がお金を生み出すようになる
・生み出された生産物は資本家のもの
・資本主義の本質は収奪にほかならない

第2章
資本主義のしくみと仕事の変化

・会社を大きくして剰余価値を増やす
・マルクスが生きた時代の地獄のような労働
・形を変えて搾取される労働者
・社会的動物である人間は協業が向いている
・手分けすることで迅速に職人並みの仕事を実現
・疲れ知らずの機械が労働を奪っていく
・生産力が上がっても労働者には還元されない

第3章止められない資本主義とその未来

・資本家も「商品」に振り回されていく
・「お金」への執着は本末転倒な行為
・出来高賃金ならばますます苦しくなる
・利益の一部を利用して資本はさらに増える
・資本主義が拡大すれば資本家も収奪される
・資本主義が続けば貧富の格差が広がる

メッセージ

今ではこうした資本主義の問題に、地球環境の悪化の問題、
地球資源や市場の限界の問題なども付加され、
資本主義の未来は、決して人類社会の未来といえなくなりつつあります。
資本主義をなんとかしないと、
地球が崩壊するという危険を伴いながら、
資本主義の後に何が来るのかという問題が、
再び問いかけられています。

マルクスは共産主義という形で未来を考えましたが、
今のわれわれはどんな未来を考えるでしょうか。

読者のみなさんも、この本を読んで、
今後の社会について考えて欲しいと思っています。

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