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伊澤利光 攻めるゴルフ 1Rで必ずバーディを獲る |
伊澤 利光 |
定 価 968円(本体価格 880円+税10%) |
判 型 新書変型 |
ページ数 192 |
ISBN 978-4-262-16639-1 |
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伊澤利光プロの第2弾です。アマチュアゴルファーにとって、100が切れなくてもバーディが1つ獲れるとそれだけでその日のラウンドは嬉しいもの。プロの技術や戦略を解説しながら、攻め所と守り所の判断を紹介します。
第1章 アマチュアだってバーディを狙おう!
第2章 短いパー5 狙ってバーディを獲れる大きなチャンス
第3章 長いパー5 2打で届かなくてもチャンスはある!
第4章 短いパー4 ショットの精度が試される舞台
第5章 長いパー4 「獲れればラッキー」と気楽にいこう
第6章 パー3 ひとつの「ナイス」が結果につながる
第7章 パッティング バーディには「1パット」が必要だ
第8章 マネジメント バーディを獲るには技術より頭脳
私は朝日杯全日本学生での優勝と日本オープンでローアマを獲ったことをきっかけに大学を3年で中退して以来、長くトーナメントで戦ってきましたが、2014年より、アマチュアゴルファー向けのレッスンを始めました。 それまでトップの世界でしのぎを削り、アンダーパーの世界でゴルフをしてきた私にとって、アマチュアのゴルフに間近に接するのはこれが初めてで、多くの戸惑いがありました。それまでも、試合前のプロアマ戦やスポンサー関係の方々とのゴルフの際にちょっとしたアドバイスを求められることはありましたが、本格的なレッスンはしたことがありませんでした。しかし実際にアマチュアの方にゴルフを教えるようになって、プロの世界との違いに愕然としましたが、それと同時に私自身多くのことを学びました。 アマチュアの方を指導していくなかで感じたことのひとつは、ゴルフはスコアだけではないということです。 アマチュアの方々のプレーを見ていると、1発のドライバーショットで一喜一憂し、1ホールのスコアで天国と地獄のように喜んだり悲しんだりしていて、ゴルフが本当に楽しそうです。もちろんスコアを出すことや上達に喜びを感じている方も多いですが、単純にプレーすること、または気心の知れた仲間とゴルフ場で1日を過ごすこと自体が楽しいという方も大勢います。そういった「ゴルフの楽しみ」のなかでも、バーディは格別のものなのかもしれません。 アマチュアの方がバーディを獲ったときの様子は本当に楽しそうで、見ているほうまで微笑ましい気持ちになります。その日の納得のいかないスコアも帳消しにするようなご褒美、仲間に対して誇れるプレーとして、1日のゴルフを彩る貴重なエッセンスになります。プロの立場では、バーディを獲りに行って結果がボギーではまったく意味がありませんが、 アマチュアにとっては3つ、4つのボギーをチャラにするだけの価値があるのです。 「バーディを獲る」という本書の主旨は、単純なスコアアップではありません。しかし、バーディを獲るのも、スコアアップも、いずれもアマチュアの方がゴルフをより楽しくプレーするための手段であることは同じです。さらには、私がトーナメントでプレーすることも、それを見たアマチュアの方に、ゴルフってすごいな、面白いなと感じてもらい、ゴルフを楽しんでもらうためなのです。 そういった観点からも、プロゴルファー伊澤利光の仕事は、みなさんのゴルフの楽しみをふくらませることにほかなりません。本書がそのお手伝いとなれば幸いです。 伊澤利光
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